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2024.12.15

初心者ドライバーさん必見ー困った時の対処法リスト

初心者ドライバーさん必見ー困った時の対処法リスト

ガソリンスタンドの勤務を通して、最近では、初心者ドライバーの方や、年に数回程度レンタカーをご利用で運転慣れをされていない方などのお悩みをお伺いする機会や、実際に相談に来られる方も増えてまいりました。そこで、よくあるケースとして、対処法をまとめる記事をご紹介してまいりたいと思います。もしもの時にお役に立てば幸いです。

●ケース1-フロントガラスが突然曇った!



ワイパーをかけても視界が真っ白になって前の確認ができない!ということは、特に梅雨の時期と冬場はよく起こりがちです。実際に運転中に起こってくると慣れたドライバーさんでも焦らされやすいものですね。
この現象は主にエアコンを内気循環モードで回し続けることで、外気の温度に比べて外気の温度が急激に上がり過ぎ、空気中の水分が結露としてフロントガラスに付着することで起こります。それに加えて、車内にホコリなどの汚れが溜まり過ぎると、当然フロントガラスにも付着していきますので、さらに結露が溜まりやすくなる状況を作ってしまいます。

対処法としては…

・適度に休憩を入れて空気の入れ替えをする。
・車内を出来るだけ清潔にし、車内のガラスも定期的に汚れを取る。
・除湿効果のあるものを置く。
・車についているデフロスター・デフォッガーの機能を活用する。

以上のようなことが挙げられます。
最後のご紹介したデフロスター・デフォッガーについて簡単に説明します。

【デフロスター・デフォッガー】


乾燥した温風をフロントガラスに当てて乾燥させ、結露を除去します。どの車にも上の写真のような矢印と扇方の図形が組み合わさったマークがついております。フロントとリアがあり、フロントガラスだけでなくリアガラスの曇りも除去してくれます。

【注意点!】
いずれの対処法も、もし曇りが発生し始めた場合は可能な限り路肩や近くに駐車スペースがあればハザードランプを付けて対処をされることをお勧めします。運転中のエアコンの調整などは事故の原因にもなりえます。フロントガラスの曇りは下の方や、ガラスの周りから曇りが広がっていくケースが多いので、曇り始めた段階で早めの対処をされることをお勧めします。

エアコン関連の過去のコラムも是非合わせてご確認ください。


【関連コラム】今シーズンも大活躍!?夏場のエアコンの快適&燃費にやさしい使い方


●ケース2-パンクやバッテリーが上がった!


【パンクのケース】


タイヤのパンクは重度のケース(ペチャンコになってつぶれているetc)以外では徐々に空気が抜けていく現象のため、初期症状では気が付きにくいです。徐々に走行中にハンドルが取られたり、ハンドルが重くなったり、以前より振動がひどく感じてきて、ガタガタとして何かが引っ掛かったような音が聞こえてきたりなど、徐々にそのような症状が感じられた場合、それはパンクかもしれません。

パンクは防ぎようも中々無いもので、どなたにも起こりえるものです。さらに最初から気づくことは大変難しいです。早期に発見できる可能性が高くなる方法としては、やはり、定期的にタイヤの空気圧の点検をすることだと感じます。こちらは大抵のガソリンスタンドで無料で対応してもらえますし、セルフで簡単にできたりもします。パンクの場合は極端に数値が低くなったりしているので、そこでまず気づくきっかけにもなります。
タイヤ空気圧点検のメリットとしては、以下の通りです。

・タイヤが最適な状態に保たれ、乗り心地向上、燃費向上につながる。
・タイヤの劣化や減り具合・パンクなど異変に早く気付くことができる。

過去のコラムでタイヤの空気圧のセルフ点検のやり方をまとめておりますので、是非合わせてご確認ください。



【関連コラム】車を支える屋台骨︕タイヤお手入れの簡単ポイント



【パンクのケース】


こちらは特に冬場に起こりやすく、年末のロードサービス出動内容で必ず上位に来ています。主に、車内で使われる電気の量が、バッテリーに蓄えられた電気量を上回った時に起こります。住宅関連で行くと、ブレーカーが落ちてしまう状態と思っていただけたらと思います。
最近では、オートライト機能など車の性能の発達により、ライトの消し忘れなどが原因になるものが減ってきていますが、よくある原因はやはりライトの消し忘れです。その他、劣化したバッテリーを使っていると、当然蓄えられている電気量は減っていきますので、エンジンが回っていない状態でのエアコンの長期使用など、負荷をかけてしまうとバッテリーが上がってしまうリスクは当然増えてきます。大体バッテリーの平均寿命は2~5年と言われていますので、年に一度、もしくは長くても車検の際などに定期的に点検してもらうことをお勧めしています。


【自宅でパンク/バッテリー上がり!対処法】
いずれの場合も走行が困難な場合は、ロードサービスを使うことが一般的です。パンクの場合は、スペアタイヤなどを装着してもらい、近くの修理工場やガソリンスタンドに持ち込む、バッテリーの場合は、ジャンピングスタートと言って、救護車から電気を分けてもらって、エンジンをかける方法が一般的です。この場合は、エンジンを30分程度かけっぱなしにしてあげる必要があります。この対処で改善するケースもありますが、あくまでも応急処置になりますので、出来るだけ専門のお店でその後点検を受けるようにしておきましょう。

尚、ロードサービスに関しては、当社のお店でエネオスカードをご利用いただいていらっしゃる方は、カードの機能に付帯しているものもあります。年会費も手ごろですので、ぜひスタッフまでお尋ねください。



【参考サイト】ENEOSカード/ロードサービス


【関連コラム】燃料代の割引だけじゃない︕︖ ENEOS カードの標準機能


【関連コラム】燃料代を徹底節約︕その方法を徹底解説︕―【燃料代割引編】


●ケース3-ハンドルロックがかかってしまった!




ハンドルロックとは、盗難防止機能で、車のキーを抜いた状態でハンドルを回そうとした時に強制的にハンドルがロックされてハンドルが動かせなくなる機能で、その状態で車のキーを差し込んでもエンジンがかからない状態になっています。
この状態の場合、キーを回しながらハンドルを動かすことで解除できます。キーレスで、プッシュスタート式のお車に乗られている際は、ハンドルを回しながらプッシュスタートボタンを押すと解除されますので、万が一の際はご確認ください。

●ケース4-一方通行を逆走!?道を間違えてしまった!


【パンクのケース】


慣れない道を運転中や初めて行く場所に向かわれる際にうっかりと道を間違えてしまう、又は、標識を見落として一方通行を逆走してしまいそうになる、等の際の対処方法も簡単にまとめました。ご参考になれば幸いです。
とくに一方通行の逆走や進入禁止エリアへの入り込みは罰則がついてしまいますので、特に注意したいところです。

【逆走に気づいた際の対処法】
まずはハザードランプを点滅させて路肩(左側)に停車
1.ゆっくりバックをし、元の道路に戻る
2.方向転換できそうなスペースがあれば、方向転換をし、引き返す

以上のような方法で、慎重に車を動かし、元の道に戻ります。
カーナビの機能などを使って警告で回避することもできますが、可能な限り事前に調べておきたいものです。
また、道路標識も似ているものがあり、紛らわしく感じられるかもしれません。以下の画像にて参考になればと思います。




●まとめ


上のように今回は4ケースを紹介いたしましたが、随時更新させていきたいと思っております。もしもの時にお役に立てばうれしいです。




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