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2025.5.15

夏に多くなるパンクトラブルに!今からできるパンク予防

夏に多くなるパンクトラブルに!今からできるパンク予防


この春から新車でドライバーの仲間入りをされた方は、GWを過ぎて少しずつ運転に慣れたころでしょうか。週末に糸島など綺麗な風景が楽しめるエリアへのドライブなど、少し遠出をするのも楽しい季節ですよね。
この時期、運転に慣れてきて走行距離が伸びてくると、だんだんとリスクになってくるのは「タイヤのパンク」です。実はこれからの季節、とくに夏になるにつれて、パンクを経験された方が倍増するデータが出ています。夏はパンクに注意が必要な時期なのです。



少し古いデータですが、車のドライバーのうち大体40%程度はパンクを経験しているという統計が出ているほどタイヤのパンクは身近な故障です。ただ、発見さえ早ければ、タイヤの状態が極端に悪くない状態であれば簡単な修理で解決できます。 今回は、夏に向けて、ドライブをより安心して楽しむための簡単パンク予防術を解説します。簡単にできることばかりなので、是非今日から実践して、快適なドライブをお楽しみください。

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夏は特にタイヤにとっては過酷な環境に置かれる季節となります。主だった理由は以下の通りです。

・路面温度の上昇
夏はアスファルトの温度が非常に高くなっています。高温の路面を走行することでタイヤのゴムが熱せられて柔らかくなる分、ひび割れや異物の貫通が他の季節よりも起こりやすくなってきます。

・タイヤ内部の空気圧が上昇
気温の上昇によりタイヤ内の空気も膨張します。元々からタイヤの空気圧が低い場合、内圧が高まり、タイヤへの負荷が強くなります。

・道路補修工事の増加
夏場は道路の工事が増える傾向にあり、釘や金属片が落ちている可能性が高まります。

・長距離運転の増加
夏休みや行楽シーズンにより、長距離走行の機会が増えると、上記の状況に輪をかけてリスクが増します。


タイヤがパンクしてしまう要因とは?



次に、パンクの原因としては、以下のようなケースが考えられます。

・道路に落ちている釘やガラス片などが突き刺さる
・空気圧不足による損傷(縁石に乗り上げた際等にタイヤ側面が切れてしまう、等)
・タイヤの経年劣化によるひび割れや摩耗、ゴムの硬化

考えられる原因は、不可抗力的な要素が強いものの、空気圧不足やタイヤの劣化が招くものもあります。こういった原因は、やはり基本的なセルフメンテナンスである程度は予防でき、かつバーストなど深刻な事故に発展する可能性も最大限小さくできやすいです。 初心者ドライバーの方に関しては、最初は難しく感じられるかもしれませんが、タイヤの状態は直接目にしやすいのでとても分かりやすいです。是非普段のチェックに取り入れてみてください。


初心者でも簡単!タイヤパンク予防の基本


●【基本】ガソリンスタンドでの月イチ空気圧チェック



「タイヤの空気圧って難しそう…」そんな心配はいりません!福岡のガソリンスタンドで誰でも簡単にできるチェック方法をご紹介します。
セルフで行う機器を無料貸し出ししているお店もあって、操作方法を覚えればどなたでも簡単にできます。以前のコラムにもまとめておりますので、是非合わせてご一読ください。 また、ガソリンスタンドのスタッフに依頼をすれば無料で空気圧補充や簡易点検もしています。当社では目視の点検を行い、状態を説明しております。普段のチェック方法もわかりやすく解説できますので、是非お気軽にお声掛けください。

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●お出かけ前にサッと!タイヤ表面簡単パトロール


まずはタイヤの横の部分をぐるっと一周見渡します。そのときの確認ポイントは以下の通りです。

・ひび割れ、亀裂はないか
・膨らみ(コブ)はないか⇒内部のコード損傷のサインで危険
・えぐれ傷などはないか
・異物が刺さってないか

次はタイヤの接地面です。


・異物が刺さってないか ・異常な摩耗がないか
・溝が浅くないか

最後はホイールとの接合部
きちんとはまっていて、余分なすき間やずれがないかをチェックしましょう。


これらのことをサッとチェックする習慣を付ければ、異変にいち早く気付くことができます。タイヤの場合、表面の小さなキズや細かなひび割れも、意外と深い場合もありますので、是非発見したらご相談ください。


●もしパンクしてしまったら…



どんなに気をつけていても、パンクしてしまう可能性はゼロではありません。もしもの時、安心して対応できるよう、簡単な対処法を覚えておきましょう。
まず、運転中に極軽度な違和感はあるものの、走行が問題なく可能な場合は、お近くの整備工場やガソリンスタンドへ修理を依頼しましょう。早ければ早いほど傷口も広がらず、綺麗に修理できる可能性が高まります。多くの場合、作業時間は10~15分、修理だけであれば、1本2,000円程度の費用感です。勿論症状や車種等によっては異なります。
また、JAFなどのロードサービスに加入されていらっしゃる場合は、応急処置をお願いするのもいいでしょう。また、当社でもご案内しているエネオスカード会員の方でしたら、カード付帯のロードサービスも利用可能です。是非もしもの時に備えて持っておくのも有効です。



JAF-ロードサービス
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●走行が困難な場合は…



1.【最初にすること】慌てず、ゆっくり減速して安全な場所に停車しましょう
急ブレーキや急ハンドルは禁物です。ハザードランプで後続車に異常を知らせながらゆっくりと減速し、路肩に停めます。高速道路の場合も同様で、無理に走行せず、広い路肩か、非常駐車帯に停車しましょう。

2.【後続車に知らせる】三角表示板を設置しましょう
車を安全な場所に停車できたら、後続車に事故や故障を知らせるために、三角表示板を設置します。一般道では車の後方50m以上、高速道路では100m以上を目安に、見やすい場所に設置します。

3.【自分でできるか判断】スペアタイヤ交換 or ロードサービス連絡
スペアタイヤの交換は無理に作業をせず、迷わずロードサービスを呼ぶようにしましょう。


まとめ


ここまで、すぐにできる夏のタイヤのパンク予防について解説してきました。空気圧のチェック、日常のタイヤ点検、そして優しい運転。どれも簡単に始められることばかりです。
大切なのは、『自分には関係ない』と思わずに、少しでもタイヤに関心を持つこと。そして、できることから一つずつ実践していくことです。愛車は、福岡の沢山の場所へ連れて行ってくれる大切なパートナーです。しっかりとケアして、これからも一緒にたくさんの楽しい思い出を作ってください!

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