2022.12.16

年末年始を気持ちよく迎えるための愛車のチェックポイント

年末年始を気持ちよく迎えるための愛車のチェックポイント
2022年も早いものであと少しでお正月というところまで来ました。新型コロナウイルスの世界的な流行から3回目の年末年始を迎えようとしております。今年は旅行などの規制の緩和など、日常生活の正常化に向けた動きが加速されましたが、まだ帰省などに関しては人混みを避けて車を使うといった選択をされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで昨年に引き続き、年末年始の車のトラブルを回避して気持ちよくお過ごしいただけるためのチェックポイントなどをまとめましたので、ご参考いただけたら幸いです。

《目次》
・2022年のロードサービスの主な出動件数を振り返る
・最低限抑えるべき愛車のチェックポイント
・長距離運転や山道運転でのポイント
・2022~2023年の年末年始の渋滞予測をご紹介

●【参考】2022年お盆シーズンのJAF出動理由内訳 ●




昨年に引き続き、一般道路でのTOP3はバッテリーとタイヤに関する項目で占められています。全体件数は前回のコラムの比較に比べて圧倒的に増えています。
また、高速道路での燃料切れも、休業する販売店さんや店舗がいつもより多くなる年末年始特有といったところでしょうか。特に慣れないところでは事前に給油できる店舗は調べておいた方がいいかもしれません。

ロードサービスに関していえば、この時期は平均して10.8秒に1回というとてつもない頻度で出動しているというデータもあり、決して他人事とは思えないペースで起こっています。特に年末年始の約1週間の間に高速道路で240件ものタイヤに起因するトラブルが起きています。特にバーストを想像すると思わずぞっとします。

万が一、事故やトラブルに巻き込まれた際にはロードサービスを利用されると思いますが、その他、ENEOSカードをお持ちのお客様に関しては、付帯のロードサービスを利用することもできますので、万が一の際はお役立てください。

●【ご参考】ENEOSロードサービス

燃料代の割引だけじゃない︕︖ ENEOS カードの標準機能



● 最低限抑えるべき愛車のチェックポイント ●



★バッテリー



特に年末年始に圧倒的に多いのはバッテリーのトラブル。冬の朝、久しぶりに車のエンジンをかけてみると突然エンジンがかからなくなった!など立ち往生をされたことのある方も少なくないかもしれません。

上記の表でバッテリーの過放電というのは、要するに「バッテリーが上がる」状態のことです。冬場にこういったトラブルが多くなる理由は、ひとつは電力使用量が多いこと。もうひとつはバッテリー液の温度低下による充電効率の悪化が挙げられます。バッテリーは何もしていなくても自然放電されるものですので、お車に滅多に乗られない方が久しぶりに乗られる際には、放電だけで充電がされていない状態となっております。その結果エンジンを動かす力が備わっていない状態となりやすく、バッテリーが上がりのリスクが高まる状態になります。


ガソリンスタンドでの給油の際にでも手軽に電圧チェックなどはできますので、この機会に気になる方は測ってみてください。


★タイヤ



こちらはやはり定期的な点検によって未然に防ぐことができやすく、見た目にも異変が見えやすい所になりますので、まめなチェックをしておきたいところです。
タイヤの空気圧チェックを行うことで、ブレーキを踏んだ時の制動距離を押さえることで事故を防ぐこと、偏摩耗を防ぎ、タイヤを長持ちさせることができること、乗り心地の安定などにつながってくる他、燃費向上にもつながってきます。こちらはスタッフの対応はもちろんセルフでも簡単にチェックできます。

車を支える屋台骨︕タイヤお手入れの簡単ポイント


また、タイヤの溝は一般的に5,000km走行につき1mm摩耗するように作られており、約32,000km走行で道路交通法に定められた厚さである1.6mmに達するといわれています。この状態では、タイヤの溝にいわゆるスリップサインが浮き出てきた状態になります。タイヤ交換から概ね30,000km走行を超えた辺りでタイヤ交換を意識されるといいでしょう。また、あまり車に乗られない方でもタイヤ自体が経年劣化しますので、4~5年以上経過しますと、見た目でキレイでも本来のパフォーマンスを発揮できなくなってきます。
更にタイヤを長持ちしたい場合、前輪後輪のタイヤをローテーションすることで、摩耗を均等にすることもゆうこうです。こちらは5,000km走行ごとに行うのが一般的です。


●長距離運転や山道運転でのポイント ●




やはり最終的に大事なのは安全に日ごろから運転できるようにチェックをしたうえで、特にこの時期はゆとりのある運転を心がけることです。
例えば高速道路を通過中や山道、雪が降っているときなどに、突然視界が曇ってしまい見えなくなってしまう、といったことなど、冬の時期特融で起こりえます。どんなに万全に準備をしていても、やはりこういったときは人によっては動揺したりすることもあるかと思います。
万が一のために特に高速道路では車間距離を十分にとったり、スピードを出し過ぎないなどの事はもちろんですので、無理のないスケジュールで運転をしていただきたいと願っております。
この機会にフロントガラスの内曇りへの対処方法もまとめてみました。普段感覚的に使用されがちなところかと思いますが、ご参考になれば幸いです。


ガラスの曇り止めも市販のものはたくさんありますので利用するのもいいと思いますが、当社の各店舗でも行っているキーパーコーティングを施工されているお車になりますと、撥水性が高い為、水分や油膜のこびりつきを防いでくれるのでより簡単に曇りを取ることができます。特に外側の曇り対策はこれでOKです。 こちらの方は是非お店で相談されてみてください。
もちろん、タイヤやバッテリーも無料点検を行っております。お気軽に店舗スタッフにご相談ください。勿論年末年始の洗車を当店で行っていただいている方は併せてチェックもしておりますので遠慮なくお申し付けください。




● 2022~2023年の年末年始の渋滞予測をご紹介 ●



最後に、今回の年末年始のの渋滞予測がNEXCO西日本より渋滞予測が発表されておりましたので、ご紹介いたします。年末年始の帰省ラッシュやUターンラッシュなどの混雑を出来るだけ避けて快適な年末年始をお過ごしいただけたらと思います。
※年末年始期間[令和4年12月28日(水曜)~令和5年1月4日(水曜)の8日間]の管内の高速道路における交通集中による5km 以上の渋滞予測をとりまとめたもの。


渋滞回数は、上り線・下り線ともに1月2日(月)に多く、当社のある福岡市内近郊ではおおむね以下の時間帯がピークと予測されているようです。(当コラムでは福岡市近郊エリアの情報のみを抜粋しております。その他の情報は、下記※印のついたリンクよりご確認ください。)

【1月2日】


《九州道下り》
古賀IC~福岡IC・・・11時頃 ※5km
須恵スマートIC~筑紫野IC・・・11時頃 ※5km
《九州道上り》
鳥栖JCT~筑紫野IC・・・15時頃 ※5km
須恵スマートIC~若宮C・・・18時頃 ※15km

【1月3日】


《九州道下り》
鞍手IC~若宮IC・・・14時頃 ※5km
《九州道上り》
福岡IC~宮田スマートIC・・・17時頃 ※20km
若宮IC~鞍手IC・・・19時頃
鳥栖JCT~筑紫野IC・・・15時頃 ※5km

※NEXCO西日本『九州支社管内の年末年始期間における高速道路の渋滞予測』より抜粋。

尚、「繁忙期等の渋滞の激化」を避ける為、12月31日(土曜)~1月3日(火曜)は、休日割引が適用されないようです。


●【さいごに】今年もお世話になりました! ●



今年もお客様に支えられて1年間を乗り切ることができました。
誠にありがとうございました。 来年も気持ちよくお会いできるよう、各店舗精進をいたします。
本コラムを見返されて、事故に遭わず、穏やかな年末年始を過ごされることができるならば大変うれしく思っております。
良いお年をお迎えください。また、来年も何卒よろしくお願いいたします。




JAF公式『ロードサービス救援データ(2020年度:シーズン別)』
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