2022.7.13

今シーズンも大活躍!?夏場のエアコンの快適&燃費にやさしい使い方

今シーズンも大活躍!?夏場のエアコンの快適&燃費にやさしい使い方
例年より梅雨が早く開け、毎日とても暑い日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?車に乗るときなど、特にこの季節はとっても車内の温度が上がっていて、仕事に行くときに車に乗る前からあの無茶苦茶に高温になった愛車の中を想像して少し気が重くなってしまったり・・・そんな方もひょっとしたらいらっしゃるのではないでしょうか。特に暑いときは乗り始めてしばらくは車内の不快指数はとっても高いので、エアコンをガンガンに効かせようとあれこれ工夫をしてみたり色々やってみたりしますよね。
そこで、今回は夏シーズンで車の除湿や冷房の使い方とチェックポイントをまとめることにいたしました。正しくエアコンのことを知って快適に、そして燃費にも優しくこの夏を過ごしてまいりましょう!

● エアコンの基本を押さえよう!


はじめに
これからの季節に使う冷房は、エンジンの放熱を利用していた冬場の暖房とは違い、車内のコンプレッサーを回して冷気を生成して車内に送るように作られていますので、ガソリンを消費するものになります。ですので、正しく快適に使って燃費の節約にもつながります。


【外気循環と内気循環の違い】


エアコンの設定として外気循環と内気循環がありますが、皆様は普段どうされていますか?最近の車ではオート機能も備わっていて、実際そちらの機能に全面的に頼って間違いありませんが、今回はその仕組みと使い分けを押さえることでより快適なドライブが実現できると思いましたので、簡単に解説したいと思います。


外気循環・・・


文字通り、外の空気を取り入れるものです。実は車のエアコンは外気循環が基本になっています。オート機能でも社内の熱気や湿気を社外に追い出して密閉性の高い車内の空気を雨の日でもリフレッシュしてくれます。内気循環に比べ、当然社内の温度は下がりにくいのですが、まず乗り始めは窓と開け閉め+外気循環にすることをお勧めしています。


内気循環・・・


こちらは車内の空気を繰り返し循環させるものです。繰り返し空気を冷やしてくれるものですので、車内温度をしっかり安定できますし、ある程度換気が完了したら内気循環に切り替えることでエンジンの負担を減らし、燃費軽減につながります。
ただ、一点ご注意いただきたいことは、長時間運転する際はたまに外気循環に切り替える必要があるということです。理由は内気循環を行いっぱなしになると、車内の酸素濃度は徐々に減ってしまうため、頭痛やめまい、眠気の原因になってしまうためです。長時間の移動の際は是非意識してみてください。


【設定温度は・・・?】


先ほども触れましたが、車内の冷房はコンプレッサーを回して冷気を作る仕組みを利用しており、その際にエンジンを動力源として使うためガソリンを使うことになります。結論からいえば、設定温度は暑さによって上げ下げをせずに、風量によって温度調整をすることをお勧めします。設定温度は車内の温度を設定温度前後まで下げる、という意味合いで、出てくる空気の温度というわけではありません。設定温度を上げ下げすることでコンプレッサーからエンジンに付加がかかり、燃費効率が悪くなる上に、操作も煩雑になりがちです。基本は風量を調節することで車内の温度を調節するようにしましょう。また、冷房の場合は、空気の吹き出し口(レジスターといいます)を上に向けておくと良いでしょう。熱気は上に上がりやすい為です。
ちなみに、適正な設定温度はメーカーによっても微妙に違いますが、大体22~25度程度と言われています。ご参考にされてみてください。



【突然の夕立や雨の日が続く時期は?】


湿度が高くじめじめしたこの季節は、気温もそうですが、フロントガラスの曇りも厄介です。 そんな時は慌てずデフロスターボタンの位置も把握しておきましょう。
※プラスアルファで窓ガラスをほんの数センチだけ開けることも効果的です。



● エアコンのお手入れ方法



今年の5月も暑い日も多くありましたので、もうエアコンを積極的に使い始めていらっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、久しぶりに使う際はきちんとエアコンが効くかどうかは気になるところ。エアコンのチェックポイントを以下ご紹介しますので是非ご参考ください。

エアコンフィルターの汚れ


エアコンフィルターのチェックは基本的に年に一回か1万km走行ごとに行うことが一般的です。フィルターの汚れがあると当然エアコンの利きが悪くなるうえ、車内にニオイがつく原因にもなりますし、エアコンが回るたびに車内に細かなゴミが蔓延するイメージとなり、衛生的にも健康的にも良くありません。


冷却用ガス


エアコンのコンプレッサーの中で空気を冷却するための冷媒になるものが冷却ガスです。これは基本的には廃車になるまで使い続けられるものですが、ガスが減っている場合は補充をする必要があります。その際はコンプレッサー自体の劣化も併せて調べることでガス漏れを防ぐ手立ても行うといいでしょう。


その他の部品


~カビやホコリの臭いを感じたらエバポレーターをチェック! エアコン関連のその他のパーツとしては、サーモスタットと呼ばれるエンジンの冷却水をコントロールするところや、エバポレーターという熱交換器もあります。 特にエバポレーターは、エアコン稼働中は常に冷気にさらされる場所の為、結露によって水が溜まりやすく、雑菌やカビが繁殖してしまうところです。出てくる風がカビやホコリ臭い場合にフィルターと一緒に洗浄が必要になってきます。


● 「おかしいな・・・?」と思ったらぜひご相談ください!


以上がこの時期から必要になるエアコンの基本的なチェックポイントです。 じめじめした梅雨と今年も暑くなりそうな夏に快適なドライブができるようにスタッフ一同サポートしております。 車の空調関係も当店でチェック&メンテナンスできますので是非お声掛けください。





サービスステーション検索はこちら >
メンテナンスについてはこちら >









サービスステーション検索

サービスステーション検索

地図、地名、キーワード、
サービス内容から
お近くのサービスステーションを
お探しいただけます。

サービスステーション検索