2022.9.30

セルフ初心者の方もこれでOK!セルフ給油のやり方まとめ

セルフ初心者の方もこれでOK!セルフ給油のやり方まとめ
突然ですが、皆さんはセルフ式のガソリンスタンドは利用していらっしゃいますか?
ここ10年の間でガソリンスタンドの店舗数はどんどんと減り続け、お客様もおうちの周りも中々スタッフ給油を行うお店(フルサービス店)を中々見かけなくなっているのではないでしょうか。当社の店舗も今では全20店中17店ものお店がセルフ式となっております。(2022年9月現在)
今でも免許取りたての方や、ごくたまにレンタカーを利用されるだけの方、またはフルサービスを今まで愛用されてた方に対して給油方法をご案内することがあります。

そこで、セルフ初心者のお客様に初めてでも安心して給油いただけるよう、セルフ給油のやり方をまとめてみました。慣れていただくまで是非ご活用いただき、快適にセルフのガソリンスタンドをご利用いただけるようになっていただけたら嬉しいです。

自動車の方の給油はもちろん、少し難しい原付やバイクの方の給油のコツもまとめております。


●【まずはココから!】どの燃料を入れればいいか調べよう!



セルフのガソリンスタンドでは、どのお店も「ハイオク、レギュラー、軽油」の3種類の燃料を販売しており、3列のノズルの色分けも共通しています。大体は上記のように、

ハイオク=黄色

レギュラー=赤色

軽油=緑色

となっております。
まずは、入れ間違えないようにご利用のお車にはどの燃料を入れればいいかを押さえましょう!
買い替えの時やレンタカーを利用の際は最初は困る方も多いかと思います。度々店頭でもそういった質問をお客様から頂くこともあります。調べる方法は車検証。もし迷われた際は、是非ご覧になってみてください。


「ガソリン」と記載されていますので、この場合は「ハイオク」か「レギュラー」を選択することとなります。

基本的にはどちらを入れても問題はありません。ハイオクというのは、「高オクタン価ガソリン」のこと。レギュラーよりもノッキング(※)などの不具合を押さえられる仕様になっているものです。外国産の車などにはよく見られますが、給油口付近や車検証などに「無鉛プレミアム」等の記載がある場合は、ハイオクを選ばれた方が望ましいでしょう。
ほとんど特別な指定がない場合は基本的にレギュラーで問題ありません。

ちなみに軽油指定の車にガソリン、またはその逆の入れ間違いをしたままエンジンを回してしまった場合、最悪エンジンが故障して完全に作動しなくなるといったような超々一大事になってしまいます。この場合は大規模な修理かもしくはお車の買い替えが必要となりますので、入れ間違いや油種の確認は確実にいたしましょう。ご不安な方は一緒にチェックもできますので、給油の前にお申し付けください。

※ノッキング = 動き出しや加速の時などでアクセルを踏んだ時にカラカラッとエンジンから音がなったり、車体が振動したりするエンジンの不具合の一種。


●入るレーンを選んで画面設定をしていきましょう!



では、早速ガソリンスタンドに入っていきましょう!

まず、給油口の位置を把握して停車するレーンを選びます。 国産の自動車であれば、8割型助手席側に給油口がついていますが、最近のものではメーカーや車種、年式によっても多様化が進んでいます。
特にレンタカーを利用される場合や買い替えの初期のころ、または社用車で色々な車種を乗る場合などは迷う場合も多々あるかと思います。見分けのカギは実は運転席のスピードメーター付近についている燃料計にあります。



燃料計のアイコンの「◀」や矢印のマークが目印なのです。
困ったらぜひココに注目です。 この場合、左側に向いていますので、運転席から見て右から奇数番目のレーンに入ると良い、ということになります。 早速空いているレーンに入っていきましょう!

●入れる前の注意点!!―給油中エンジン停止!


車を停めたらエンジンは止めましょう!
エンジンを吹かしっぱなしでの給油は、万が一の事故につながります。

●次に給油口を開けるレバーを確認しよう!



次は給油口を開けます。
給油口の位置も同じく多様化していますが、大体以下の部位にあることが多いです。

・運転席のハンドルの下あたり
・運転席と助手席の間にあるタイプのレバー式サイドブレーキの下あたり
・運転席シートの右下あたり

大体以上の3点のうちのどこかにあることが多いです。
また、車内のどこにもない場合は、車のキーを開けた状態で外から押して開けるタイプや、少し古い車種ですが、車のカギを差して開けるタイプの場合がほとんどです。

●タッチパネルを操作しよう



さて、いよいよ燃料を入れていきましょう!
まずは、タッチパネルで支払い方法、燃料の種類や数量、ポイントカードの有無などを画面の案内に従って選んでいきます。当店のタッチパネルの操作順をご参考に以下ご案内します。
販売店やブランドによって微妙な違いはありますが、基本的には流れはどこのお店もほとんど変わりませんので、一つを覚えておかれますと、大体どこのお店でも困ることはないと思います。



補足として、喜多村石油店アプリをご利用の場合、油種・数量を決める前に、下の画像のボタンを押し、アプリのクーポンに記載されているプロモーションコードを打ち込みます。そうすると、クーポンの割引が適用されます。



また燃料は、タッチパネルの設定が完了しない限りノズルから出てくることはありません。タッチパネルで全ての選択と確認を行ってから始めてリミッターが外れて給油ができる仕様になっております。
(どこのお店でもそうですが、店内のモニターでスタッフが安全確認をして手作業でリミッターを外しています。)
まずは「タッチパネルの操作→燃料の給油」と覚えておかれるといいと思います。

●タッチパネル設定が終わったらいよいよ給油START!


さて、いよいよ燃料を入れていきましょう!
まずは、タッチパネルで支払い方法、燃料の種類や数量、ポイントカードの有無などを画面の案内に従って選んでいきます。上記の図をご参考ください。
販売店やブランドによって微妙な違いはありますが、基本的には流れはどこのお店もほとんど変わりませんので、一つを覚えておかれますと、大体どこのお店でも困ることはないと思います。

【静電気除去シートに触れて静電気をカット】



【給油ノズルを差し込むとメーターが「0.00」に! =「給油OK」の合図】

給油量が表示されるメーターは通常、前にご利用された方の数量がそのまま残って表示されていますが、タッチパネルの操作を行い、ノズルを給油口に差し込むと上の写真のように「0.00」に切り替わります。(若干見えづらいですが、下記写真の通り。) これが「給油OK」の合図です。 ノズルのレバーを握ると燃料が車に入っていきます。


【燃料の入れ方のコツ】

各ノズルの先端に満タンを感知するセンサーがついており、そのセンサーに油面が触れることで自動的に給油がストップする仕掛けになっています。


このノズルの銀色の先端部分を入れれるだけしっかり給油口に入れ、レバーも握れるだけしっかりと握る。
実は一番安全な入れ方はこの2つをしっかり行うことです。意外とシンプルなんです。
慣れいない方は、結構怖いと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、満タン感知のセンサーはある程度燃料の入る勢いが強い方が止まりやすい仕組みになっておりますので安心して行ってみてください。
逆にノズルの握りを弱めてゆっくり燃料を入れていくとセンサーが感知せずあふれる危険性がぐっと高まります。
また、ノズル先端の銀色の部分も長く作られておりますのでその分余裕をもって止まるようになっているのです。

もっとも、満タンにしなくとも、〇〇円分、または〇〇ℓなど、自由に設定できるので、満タンが苦手な方は金額や数量を指定してご利用いただくのもいいと思います。

【満タンセンサー感知後の追い給油はやらない方がベター】

センサーの特性上、セルフ給油の満タンは少し余裕を持った状態で止まってくれます。
追加で燃料を上手に入れる方もいらっしゃいますが、慣れるまでは控えましょう。
また、金額や数量を指定された方で、指定数量まで入りきらなかった場合は、もちろん入った分のみで計算されますので、ご安心ください。この場合も後追い給油は控えた方がいいでしょう。
レンタカー返却前など、しっかり満タンに入れられたい場合など、お気軽にご相談ください。

●給油が終わったら・・・おつり、レシート、給油口のフタをお忘れなく!



【ノズルを戻したら・・・】
入れ終わったら、ノズルを元の場所に戻します。
基本的にノズルを元に戻すまではレバーを押すと燃料が出る状態になっておりますので、戻す際はレバーに手をかけないようにご注意ください。

ノズルを戻すとお金が計算され、レシートとおつりが出てきます。

※クレジットカードや電子マネーで給油の際はタッチパネル操作の段階で返却されます。置き忘れにご注意ください。
※満タンの場合も入れた金額分以上の給油はできません。多めにお金を入れて、差額をおつりで調整するようになります。


【フタをお忘れなく!】
最後はフタをカチッと音が鳴るまで締め、外蓋もお忘れなく!一回でも音がなったら問題ありません。

【お手洗いや消毒はお気軽に】
消毒グッズは各店舗常備しております。給油後にお手洗いまで手を洗ったり、消毒用のアルコールなどはお気軽にご利用のうえ、愛車も心もフレッシュな気持ちでご出発ください!



●【補足】原付、バイクの場合のコツ


最近、Youtubeでバイクに乗られている方がなれないセルフでバイクの給油に挑戦されている動画を見ました。
慣れないととても大変そうだな…と素直な感想。勿論当社の店舗をご利用のお客様の中にも同じような思いをされながらご利用をされている方もいらっしゃると思います。
店頭でお客様がお困りになっているところも含めて、紹介いたします。

【原付の給油口の開け方/締め方】
店頭でもよくお手伝いをすることも多いです。
開け方は以下の手順で行ってみてください。

・開ける
1. 鍵を差し込み、90度右に回す。
2. 鍵を回しきると、フタがポコッととれる。

・閉める
1.開けた状態のままの鍵がささったフタを「▲」のマークをあわせて差し込む
2.カチッとはまったら鍵を90度左に回して元に戻す。

2.の状態でフタが固定されていればOKです。閉める方が若干大変なのでうまくいかない場合はお手伝いいたします。



【原付やバイクのノズルの使い方】

原付、バイクの場合は、自動車のような方法で満タンにはできません。
少し難易度は上がりますが、給油口を見ながら少しずつつぎ足していくように入れていきます。
自動車とは逆に弱く握って少しずつ入れていきます。穴に注意しながらトボトボと入れていきましょう。

目視しながら少しずつ入れる形になります。給油口を開けるとつっかえ棒のようなものが見えると思いますので、そこまで燃料を入れるといいのではないでしょうか。

周りにウエス(油拭き用の布)をあてがうとよりキレイに給油ができます。注文期脇に用意しておりますが、見当たらない場合はスタッフまでお声掛けください。



●最後に


少々長くなりましたが、以上がセルフのガソリンスタンドの使い方となります。
慣れるまでは是非とも当コラムを参考にセルフ給油にチャレンジいただけたらこの上なく嬉しく思っております。

また、上記は操作方法にフォーカスを当てて解説いたしましたが、現在燃料の価格は非常に上がっており、ご不便をおかけしております。
快適にご利用いただきながら、少しでもお得で安全なカーライフを送っていただくような情報を心がけております。
下記、今までのコラムで節約などにお役に立つ情報も掲載しておりますので、併せてご覧いただけましたら幸いです。


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