2022.11.28

本当はお得!?〇年に一回のキーパーコーティング

本当はお得!?〇年に一回のキーパーコーティング
2022年も余すところ1か月とちょっとになってまいりました。この時期から当店を始めガソリンスタンドでは1年の締めくくりに洗車の予約やお問合せが徐々に増えてくる時期になってきます。本日11月27日は洗車の日(!?)…ということもありまして、今回はいろんな洗車方法を比べながら当店が施工しているキーパーコーティングの費用対効果について考えてみました。ご参考になれば幸いです。


●そもそもキーパーコーティングとは?



まず、簡単にキーパーコーティングについておさらいをしておきます。
Keeper技研株式会社が開発した塗装を傷めることなく、車本来のボディの艶を引き出す技術のことです。キーパーコーティング技術検定の1級資格を取得したスタッフが在籍して、一定の施工環境を備えた店舗として認定されているお店にはキーパープロショップの看板が掲げられています。喜多村石油店の各店舗もキーパープロショップとしての認定を受けています。



簡単にどんなことをするのかというと、まず手洗いで丁寧に車体を洗い、ボディ表面に付着した汚れやシミなどを徹底的に落としていきます。道具も指定の道具を使い、車体に磨き傷が入らないよう、ムートン(やわらかい羊毛モップ)で泡手洗いを行います。タオルも拭く箇所や用途によって色分けされた柔らかいタオルを使って丁寧に行っていきます。



鉄粉などの強い汚れやこびりついた虫などの汚れは専用の溶剤を使って落とすこともありますが、そのあたりはお車の状態を見てお客様と一緒に工程を決めて進めていきます。

続いて、お車のガラスや塗装面にガラス被膜とレジン被膜と2層の皮膜を張っていきます。



ガラス被膜でまず紫外線、摩擦、酸性雨といった塗装に悪影響を及ぼすものからボディを守ります。そして、レジン被膜で、ガラスコーティングを守り、水をはじきシミやウォータースポットといった水が原因で起こる塗装の傷みといった症状を防ぐ役割を果たします。画像はダイヤモンドキーパーですが、他のコーティングコースの構造も基本的には一緒です。 被膜の力はクリスタルキーパーで1年間。ダイヤモンドキーパーなら、種類によって3年、5年と持つものもあります。 まずはコーティングの水はじきと、塗装面の光沢をご覧いただき、効果のイメージをご確認ください。





動画のように、見た目のきれいさと水滴を徹底的にガード。雨の日はワイパーを強めなくても水がどんどんと零れ落ちるので視界も良好になり、見た目のきれいさだけではなく、悪天候時の運転も安全に行うことができるようになります。また、鉄粉や黄砂、ほこりなどもこびりつきを防いでくれますので、汚れが気になった時は水洗い洗車だけで大体はすっきりと元のきれいさに戻ります。塗装がいつもきれいに保たれていると気分よく運転ができますし、何よりも愛車に対する愛着も増えていきますよね。

【主な特徴】


新車のようなきれいさをキープ
汚れが落ちやすく、細かな傷も入りにくい
紫外線や摩擦を防ぐ
耐久力が強いのでノーメンテナンスでOK

耐久力は一般にピュアキーパーで3ヶ月、クリスタルキーパーで1年、ダイヤモンドキーパーで3年と言われており、定期的な施工で効果はより強力になるのも特長です。
ただ、これだけ細かいプロの手作業による施工になりますので、やはり値段的には他のコースよりも割高にはなります。

【価格感】


ピュアキーパー(耐久3ヶ月):5,990円~/ 月額換算1497.5円~(年4回実施の場合)
クリスタルキーパー(耐久1年):17,400円~/ 月額換算1450円~(年1回実施)
ダイヤモンドキーパー(耐久3年):49,900円~/ 月額換算1386.1円~(3年に1回実施・3年試算)

1回の施工でも決して安くはない予算感ですが、月1回程度ドライプスルー洗車の上級コースを行っていらっしゃる方などはむしろ年間通すとコストパフォーマンスと拭き上げなどにかかる労力を考えると予算的にもアリかもしれません。(ドライブスルー洗車の特徴と予算感は後述します。)

当社ですと、ガソリン代の会員割引や、オリジナルアプリのクーポンとスタンプカードの機能を使えば、燃料代が2~3円/ℓ、スタンプカードやお誕生日プレゼントクーポンなどを有効に使うと10円/ℓ割引が受けられますので、ガソリンそのものに係るコストを抑えることができます。他にも色々と方法もありますので、予算面で気になる方は、コーティングの特典などと併せてお尋ねください。




● ドライブスルー洗車機のワックスやコーティングとどう違う!?





勿論、手洗い洗車やキーパーコーティングだけではなく、手軽にサッと洗えるドライブスルー洗車も人気です。最近はEnejetブランドのものなどのように、傷もつきにくく汚れが気になる時に手軽さと精度は上がってきています。 価格帯は大体500円~2,500円程度。お店によっては+500円~1,000円程度でスタッフが拭き上げサービスを行っているところもあります。

ワックス洗車やポリマー洗車では短時間で手軽に光沢が付いたり、撥水効果が得られたりしますが、ワックスでは溶剤によっては油汚れなどがこびりつきやすくなるという面があるので、自分でマメにメンテナンスをしてあげた方がベターです。また、外部の気温や雨などの天候によっては、溶剤がはがれていってしまいます。大体は約1週間程度で効果が薄れてきてしまいます。

【主な特徴】


価格が安い
時短で手軽にすっきりきれいに
ワックスやポリマー洗車など、豊富なコースが選べる

【注意点】


効果を上げるため、労力をかけて拭き上げを丁寧に行うことが必要
他の方法に比べるとボディに対する負担やリスクもある
ワックスやポリマーの効力は短く、ケアも必要

【価格帯】


1回500円~2,500円程度
店舗によっては+500~1,000円程度で拭き上げサービス有


●おうち洗車との比較





ご自宅で洗車される方もたいへん多いと思います。 洗車する頻度、やり方などはそれぞれですが、車の塗装はとても繊細なものですので、最低限の道具は揃えた方がいいといえます。

洗車専用の中性洗剤、洗車スポンジ、拭き上げ用のタオルなどですね。
特に、タオルひとつで細かい線キズが入ったりもしてしまうので、ガラス、ボディ、下回り、汚れやすい所用など、3~4種類の柔らかめのタオルをご用意いただくことを強くお勧めします。一般にはマイクロファイバークロスのタオルが主流となっております。



洗車セット一式などと一緒に3,000円前後から売られておりますので、もし始められる方は見てみられてください。
お車の塗装はタオルの使い方や付着した鉄粉やホコリなどでも細かな傷がつきやすくなっておりますので、道具のまめなお手入れもしてあげながら使っていきましょう。

ご自宅での洗車はのびのびとマイペースにできやすい反面、労力、時間は大変なもの。年に一回程度のキーパーコーティングをすると、ご自宅での洗車で行っている工程が劇的に変わってきますので、是非一度ご体感されてください。

【主な特徴】


低コストからできる
好きな時に好きなだけできる
車への愛着が深くなる
車の変化に気が付きやすくなる

【注意点】


やり方によっては傷や塗装の寿命を縮めるなどのリスクも
道具の使い分けと手入れは必要
かなり労力がかかる


●下取査定への影響





以上のように大まかな洗車方法を解説してきましたが、やがて下取り時の査定とコーティングをしていることに密接な関係はないものの、やはり好印象は残せるというところはあるといえます。

ご参考までに下取り査定は原点方式で修理歴などの他に、車の塗装の状態(傷や色あせ)も対象に含まれます。実際の事例としては最大で8万円程度も評価が上がった事例もあります。
(※その他の要因、例えば車の運転の仕方など、さまざまな面が影響されますので一概には洗車やコーティングの影響だと結び付けられるものではありません)
ちなみに、価格がガラスコーティングのSSサイズと仮定すると現在49,900円となっておりますので、車の利用期間中に1回ガラスコーティングを利用したとすると…

80,000円 - 49,900円 = 30,100円

つまり、高査定の主な要因がコーティングをした車の塗装の状態だった場合、差引き3万円程度も得をしたということになります。
長い期間をみて、車の価値を守っていきたいと考えるなら、より耐久力のあるガラスコーティングなどを検討されるといいかもしれません。月換算でのコストパフォーマンスが上がる可能性があります。

長くなりましたが、何を優先して考えるかで、洗車への熱の入れ方は人それぞれになりがちですが、この機会に是非見直してみて、もしご不明な点があれば是非、当社のスタッフにお聞きください。




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