2023.3.29

いつの間に!?車についた細かい傷対策

いつの間に!?車についた細かい傷対策


2023年も早いものでもうすぐ4月。桜が綺麗な季節がやってきて、続々と新生活に動き出す人も多くなるこの季節ですね。新しく乗ることになった愛車がある方は長く気持ちよく使って行きたいものですよね。 今回は、特に何もしていないのに車についてくる細かなキズとその対処と予防策についてお話ししたいと思います。本コラムでは、車のキズ防止について、傷の対処方法、修理の仕方と判断基準等をお伝えできればと思います。


●線キズ



気づかない内についてくるキズの代表格のこの線キズ。いわゆる浅いひっかき傷のことですが、新車についているのを見たらやはりショックですよね。よく見かける原因としては、木や植え込みの近く等に停めている時にこすれる枝、洋服のボタンやファスナー等の金属類や車の鍵などが知らず知らずのうちにこすれてできたもの、洗車や車を拭くときに砂や鉄粉がこすれてできたものなどが原因でできるキズです。

●飛び石



この飛び石も不可抗力でつきやすいキズといえます。原因としては、すれ違う車や前を走っている車やトラックなどが巻きあげた石が勢いよく当たってできるキズで、バンパーなどの低い位置にできやすいキズです。また、まれにガラス面にあたってガラス面を損傷させるケースもあります。


●キズ対策、どうしたらいい?


主に線キズ、飛び石と2つ取り上げましたが、どちらも気を付けて運転をしていても付いてくるリスクのあるものですが、出来るだけつくリスクを回避する手立てもありますので、できるところから実践してみましょう。

●線キズ対策




・保管場所について
可能であれば屋内の駐車場を選ぶ
屋外の場合は広めの駐車場で舗装されている場所を選ぶ
木や植え込みの近くでの駐車は出来るだけ避ける

・洗車やふき取りについて
まずは表面をしっかり水で洗い流してから磨きや拭き上げを行う
目の粗い/乾いたタオルや布で拭くと傷になるので、柔らかめの布を用意する
力を入れて拭かない

・その他
キーや金属類の接触を避ける
狭い所では無理な荷物の出し入れや通り抜けは避ける

ざっと上げるとこんなところでしょうか。

●飛び石対策




・保管場所について
未舗装の場所は極力避ける

・走行時に気を付けること
車間距離を充分に取る
横幅、極端に近くならないように充分に取る

事故の防止にもつながりますが、こういったことで十分に防ぐことができます。

ただ、運悪くついてしまったときは一度ご相談ください。特にフロントガラスなどの場合は放置をすると、傷が広がったり衝撃に極端に悪くなったりなどの可能性があり、何より運転もしにくくなってしまいます。

●自分でもできるキズの修復方法


●コンパウンド




細かなキズの修理は意外と難しくはなく、自分たちもできたりもします。
特に浅いキズであれば、コンパウンドを使って丁寧に磨き上げることでキズを平らにし、見えなくすることができます。



コンパウンドというのは、研磨粒子が入った液状かペースト状になった研磨剤のことで、キズの種類によって粒子の目の粗さであったり、液状かペースト状かを使い分け、また、修理の段階によってキズ消しとツヤ出しを使い分けていきます。使用時は車拭き専用の布等でもできますが、できれば専用のスポンジの使用をお勧めします。



上の図のように、車の表面は何層かに分かれており、クリア塗装面についた浅いキズへの対処程度ならこれでキレイになります。逆に塗装面や地金にまで浸食しているものであれば、修理方法が変わってきます。 浅めのキズに使うコンパウンドとしては粒子の目の細かいものが好まれます。目の粗いものを使ってしまうと、磨きすぎてかえってボディを傷つけかねませんので注意が必要です。また、コンパウンド使用の前にはしっかりキズの面を洗ってきれいにしておく必要があります。



●対処をする前に…




正しい対処をするためにはまずはキズの見極めが大切です。プロの目で見て対処方法を確認してもらってみてください。当店の経験豊かなスタッフがしっかり見極めを致します。



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